お久しぶりですMakotoです。

自分がAUDを受験したタイミングについて解説していこうと思います。

各種SNSにおいてAUDはBEC同様に沼りやすい科目だと表現されていますが、
1回で突破した自分が沼る人/沼らない人の違いについても言及したいと思います。

11月7日に勉強を開始し、1月27日に本試験を受験したので、
約3か月かけ合計340時間の勉強時間を確保し本番に臨みました。

具体的な勉強時間の内訳は以下の通りです。
講義視聴:50時間
A校MC:141時間
A校TBS:78.6時間
AICPARQ:31時間
模試+教科書精読:33時間 となってます。

気を付けたポイントとしては、AUDは理解が問われる科目であることから
講義視聴スピードを2倍から1.5倍に落とし、講義視聴で全体を理解できるようにゆっくり進めていきました。

AUD/Review/Compiration/Preparation/AUPといった各種手続きと、
非公開企業/公開企業といった企業区分と
内部統制監査/財務諸表監査 のそれぞれの差異が狙われる傾向が強いと考えたため、
まとめノートの作成もMC2周目くらいから平行して行っておりました。

模擬試験は12/27、試験の1か月前に受験して74点のScoreでした。

AICPA RQは2018年までトライしており、初見スコアは以下の通りです。
RQ2022:23/36(63.9%) RQ2021:29/36(80%) RQ2020:30/40(75) RQ2019:28/40(70) One-time32/40(80)  RQ2018:21/30(70)

すべて模試受験後の受験2週間前までに受けた配点となっています。
FARやBECより若干低めでしたが、あまり気にしませんでした。

後日談ですが、本試験の難易度(特にMC)はAICPAに類似しているので
本番で焦らないためにも3周はやりこんでおくべきだったと反省しました。

また、冒頭触れたとおりAUDは複数回落ちてしまう人が多い、沼りやすい科目だといわれています。
暗記より理解が大事 といったアドバイスが溢れていますが、具体的にどう勉強すれば良いのかについて自分の考えをまとめたいと思います。

まずA校でいう7章~9章のToC ~ STに関しては一部理解が重要だと思っていますが、
すべてにおいて理解を重要肢する必要はないと思っています。

特に実際の手続きについてはTBSで数問出題されるので、対応できるように”理解”しておく必要がありますが、各アサーションについて”理解”しようとしたり、付録のフローチャートについて”理解”する必要はありません。


具体的な勉強方法でいうと、まず7章 ~ 9章に関してはMCを5周回しました
その中で手続きに関する出題が50%ほどあるかと思いますので、
選択肢4つすべて読み込み、それぞれ良い理由/悪い理由を考えます。
1問につき1分ほど余計に時間をかけるイメージです。

5周もすると回答を覚えてしまっているので、かなり退屈な作業になりますが
愚直な下積みが本番のTBSの正答率を左右するのでしっかりと読み込みます。

アサーションを答える単純な問題は本番でもそのまま単純に出題されるので、
ここに時間をかける必要はありませんし、他チャプターも同様です。

次にTBSになりますが、A校では7章・9章で30問弱の問題が用意されています。
一見するとボリュームが多く取っつきずらいかもしれませんが、具体的な手続きを選択する問題は8問程度となっており、
他の20問については1問1答で回答できる単純な内容となってます。

<手続きに関する出題範囲>
T7-10-1,T7-12-1,T7-14-1
T9-3-1 ~ T9-3-3、T9-11-2、T9-13-1 

上記の問題に関しては5周ほど繰り返すことで、状況に対応する適切な監査手続きが
嫌でも頭の中に入ってくるかと思います。
また本番でも2問3問はあたりまえに出題されてくる内容です。

上記の勉強を通じてAICPAや直前対策のTBS問題に挑戦し、ある程度の手応えを感じることが出来れば、”理解”できている状況だと思います。

カウンセリングやリサーチを経て、”理解”の重要性はわかっているものの、具体的な勉強にいついて記載している情報が少なかったため、改めてまとめてみました。

強弱をつけて勉強すれば暗記ベースでも十分合格することが可能ですので、
ぜひ実施してみてください。

AUDに合格するにはそれぞれポイントがあると思いますが、それを外さなければA校テキストのみで問題なく合格可能です。

そのポイントとは各種手続きの理解と、Reportに関する細かい論点の暗記となります。
(Emphasis / Other matter paragraph / Critcal mattar)

その2つを本番までに仕上げて、ぜひ合格してください。